だれでも新規事業つくれるカレッジ

INTERVIEW

ご利用ユーザ様の声

2022.10.4

動画コンテンツならではの「いつでも」「何度でも」の学習で、知識を定着させられるのが決め手

澤田経営道場(人材育成組織

澤田経営道場 事務局長 渡邉拓斗

導入の目的
起業や事業開発に関する講義の内容を補完し、復習を助ける補助教材として
利用状況
7期生と8期生、計9名が受講中(2022年8月時点)

澤田経営道場は、株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)創業者の澤田秀雄氏が設立した、未来の起業家・経営者・政治家を育成する組織です。2年かけて座学と実践の両面から鍛え、加速するグローバル化の中で日本を背負って立つ人材を育てています。

道場の運営実務を取り仕切る事務局長の渡邉拓斗氏に、「だれでも新規事業つくれるカレッジ」の導入経緯と導入による効果、今後の活用予定をお聞きしました。

1. 課題と導入経緯

研修が進むうちに忘れがちな講義内容を、復習で定着させたい

――「だれでも新規事業つくれるカレッジ」の導入前、どんな課題を抱えていましたか?

事業開発の進め方や事業立ち上げの手法は、試行錯誤をくり返すことで身につくものです。

澤田経営道場のカリキュラムにも起業や事業開発に関する講義は含まれていますが、一度講義を受けただけで完全に身につけられる道場生は多くありません。講義の内容を知識として定着させるには、反復学習が必要です。

道場では半年の座学研修の後、1年の実地研修と半年の自主研修に進みます。座学で学んだ内容の記憶が薄れてしまい、その後の研修に知識やノウハウを活かすことができないケースも見受けられました。

そこで、講義を補完し、知識の定着を助ける教材を必要としていました。

――「だれでも新規事業つくれるカレッジ」を導入した決め手は何でしたか?

動画コンテンツなので、空いた時間にいつでも見直して復習ができるところです。さらに、動画がテーマ別に細かく分類されていて、分からないところや気になるところをすぐに見られるのも大きなメリットを感じました。

つまずくポイントは一人ひとり違います。それぞれが自分の課題に合わせて使えるのは、我々のような多くの学習者のいる組織では非常に有益です。

2. 導入による効果

自分のペースで学習でき、分からないところをピンポイントで学びなおせる

――「だれでも新規事業つくれるカレッジ」を導入したことでどのような効果がありましたか?

座学研修を終え、実際に自分の事業を組み立てる段階に入った7期生は、忘れかけていた部分を改めて思い起こすのに有効活用しています。

事業開発では、「誰が顧客なのか」「顧客の課題は何か」を一から考えていくことになります。しかし、人はどうしても自分の都合で物事を考えてしまいがちです。そのまま進めると顧客不在・自分都合の計画になってしまい、どこかのタイミングで「ここまで進めてきたが、この計画には無理があるのでは」と気付くことになります。

そんな時に「だれでも新規事業つくれるカレッジ」の動画を見ることで、「自分都合ではなく、顧客起点で考えなくてはいけない」と原点回帰することができているようです。もう1回ペルソナから考え直した道場生もいました。

座学研修では、先に動画で全体を把握してから講義をする、という使い方も試しています。一度動画を見て自分なりに考えてから講義で講師にフィードバックをもらい、それを基にさらに自分で考え直しながらブラッシュアップする、という流れです。

あらかじめ全体を把握しておくことで講義の理解度も高まりますし、くり返し学ぶことで知識が定着します。基礎をしっかり固めるためにも、初期の段階でこの動画をうまく活用するのはすごく重要だと思っています。

――「だれでも新規事業つくれるカレッジ」を導入してよかったことは何ですか?

学習者がそれぞれ自分のペースですすめられることです。1対多の講義では誰かのペースに合わせることになりがちですが、動画コンテンツならば各自が分からない箇所にピンポイントでアクセスして解決できるので、講義だけでは足りない部分をうまく補うことができます。

道場生たちも両方を上手く活用して学んでいる最中なので、最終的によい形で花開いてくれればいいと思っています。

3. 今後の活用方法

卒業生の会社での新規事業立ち上げにも活用できる

――今後考えている「だれでも新規事業つくれるカレッジ」の活用方法はありますか?

研修を終えて1つの事業を作り上げた道場生も、しばらくしてまた新しい事業を立ち上げるタイミングが来るはずです。その際にも、新規事業に携わる社員が手法や考え方を学ぶための教材として使えるのではないかと考えています。

多くの人材を抱える大企業であっても、新規事業開発の経験のある人はごくわずかです。知識も経験もない状態で開発を始め、「なんとなくこれが売れそう」で作ってしまって失敗するケースがよくあります。

そんな時に「だれでも新規事業つくれるカレッジ」で体系立てた事業開発の手法を知識だけでも学んでおくことで、会社にとって良い商品やサービスが生まれやすくなるのではないでしょうか。

――渡邉さん、ありがとうございました!